"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは主婦の忘年会事情。「女子会」ブームで分かる通りいまや女性だけの飲み会は当たり前。主婦たちはいつどこで誰と忘年会を楽しんでいるのだろうか。
今回紹介するのは、ぐるなびが行った「ランチ忘年会に関する調査」。11月2日~4日、20代から60代の男女ぐるなび会員を対象に実施した。サンプル数は1,804人(うち専業主婦は322人)。
まずはこの年末、ランチ時間帯での飲み会やパーティーを予定している人の割合を見てみよう。男性も含めた全体での割合では47.9%と半数に満たなかったが、専業主婦に絞ってみると83.6%、10人に8人が「予定あり」と回答している。ランチ忘年会は主婦たちの"定番"になりつつあるようだ。
では主婦はどんなメンバーで忘年会を開いているのだろう。もっとも多かったのは「学生時代の友人・知人」(41.3%)で、次は「子どもつながりの友人・知人」(40.2%)、さらに「家族・親戚」(34.1%)と続いた。曜日については「平日の昼」と答えた主婦が78.2%に上っており、夫や子どものいない平日の昼間に、学生時代の友人やママ友と心おきなく忘年会を楽しむ主婦が多いようだ。
では主婦たちがランチ忘年会を開きたいのはどんな店だろう。場所については「自宅周辺の飲食店で」(58.7%)という主婦が多く、店選びの条件としては「料理が充実している」(71.5%)や「じっくり話ができる」(58.7%)、さらに「デザートが充実している」(35.8%)も重視されている。
ランチ時間に開催する理由として多かったのは「参加者のあいている時間帯がランチが多いため」(50.3%)、「夜に比べて低予算で済むため」(42.5%)、「時間を気にせずゆっくりできるため」(34.6%)など。「家族のことを気にしないで時間がとれる」(30代)、「子供が学校へ行っている時間にできたので大人だけで楽しめる」(40代)、「アルコールをほとんど飲まないので、帰ってからの家事に支障がない」(40代)といった声が聞かれたという。