タワーレコードは10日、洋楽、邦楽、クラシックをはじめ、全27ジャンルにおいて、本年度の年間チャートを発表した。2010年も数々のアニメ作品や声優のシングル・アルバムが発売されたが、タワーレコードではどのようなチャートとなったか? ここでは2010年「アニソン/声優」の年間TOP10として紹介する。

<タワーレコード 2010年「アニソン/声優」TOP10>
順位 タイトル アーティスト
1 ONE PIECE MEMORIAL BEST Various Artists
2 放課後ティータイムII 放課後ティータイム
3 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST Various Artists
4 IMPACT EXCITER 水樹奈々
5 My Soul,Your Beats!/Brave Song Lia 多田葵
6 GO!GO!MANIAC 放課後ティータイム
7 NO,Thank You! 放課後ティータイム
8 Keep The Beats! Girls Dead Monster
9 Utauyo!!MIRACLE 放課後ティータイム
10 everywhere 坂本真綾

水樹奈々、坂本真綾など、人気声優の活躍をはじめ、『けいおん!!』や『Angel Beats!』など、劇中に登場するバンドの音源をCD化した作品が多数リリースされた2010年。それらの作品は、アニメファンのみならず、そのクォリティの高さから、多くの音楽ファンの心を掴み注目を集めた。

タワーレコードでも、フリーマガジン「TOWER」の表紙に『BLEACH』の主人公・黒崎一護を起用したり、水樹奈々の新譜リリース時には大々的なコラボ企画も行われた。また、新宿店では、インストアイベントや、描き下ろしの等身大パネル展示なども実施。そんな中、2010年のアニメチャート1位を制したのは、『ワンピース』の放映10周年記念アルバムとなっている。

1位に輝いた「ONE PIECE MEMORIAL BEST」

また、2、6、7、9位には、深夜アニメ『けいおん!!』の劇中バンド"放課後ティータイム"の作品が4タイトルランクインしている。タワーレコードとのコラボ企画も好評だった水樹奈々、年明けにリリースされる新譜にも注目が集まる坂本真綾もそれぞれランクイン。上記のように、タワーレコードによる2010年 ANIME TOP10は話題作満載という結果になった。

加えて、CLASSICAL(国内盤・TOP10)では、1位に「のだめカンタービレ コンプリートBEST100」がチャートイン。同作はマンガ・アニメ・ドラマ・映画というマルチ展開により人々に広く認知され、CDには映像に合わせて使用された楽曲が収録されていることもあり、人気を博したとものと思われる。

CLASSICAL(国内盤)で1位となった「のだめカンタービレ コンプリートBEST100」

なお、気になるその他のジャンルはタワーレコード・オンラインで確認することができる。