チューリッヒ保険会社は8日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook(フェイスブック)」上に、企業の公式サイトである「ファンページ」を開設したと発表した。

チューリッヒ保険会社 Facebook ファンページ

Facebookは、個人が実名で登録し、写真や動画を投稿して共有したりメッセージで近況報告をするなど、ユーザー間のリアルタイムなコミュニケーションを可能にする、世界最大手のSNS。Facebookの発表によると、全世界に5億人以上のユーザーがいる。

Facebookの「ファンページ」は、企業や団体がFacebook上に開設でき、ユーザーに向けた情報発信だけでなく、ユーザーとの双方向のコミュニケーションも可能なFacebook上のWebサイトとなっている。

チューリッヒ保険では、2009年12月に「Twitter(ツイッター)」に公式アカウントを開設するなど、インターネット上のツールを活用した顧客とのコミュニケーション強化に積極的に取り組んでいる。

今回のFacebookファンページの開設は、「顧客との接点を増やし、また、広く契約者以外にも有用な情報を発信していくための取り組みの一環」(同社)。

今後は、このFacebookのファンページ上で同社のキャンペーンやサービスなどに関する最新情報をリアルタイムで知らせるだけでなく、「ファンページを通じて寄せられた意見を、今後のサービス向上に生かしていく」としている。