日本航空(JAL)は8日、JALファーストクラスラウンジを成田国際空港第2旅客ターミナルのサテライト3階にオープンした。同社は、サービスの向上と競争力強化の視点から同空港内でのラウンジ配置を見直し、従来は第2ターミナルビル本館のみに設置していた同ラウンジをサテライトにも増設したという。

サテライト3階 JALファーストクラスラウンジ(イメージ)

新ラウンジは、窓から航空機を眺めることができる駐機場に面した明るいラウンジ。利用者がゆっくりとくつろげるように座席配置を工夫し、独立したダイニングエリアでは本館ラウンジと同様に充実した食事メニューを提供。好評の特製ビーフカレーをはじめ、「メゾンカイザー」の焼きたてパン、ワインアドバイザーの有坂芙美子氏による「季節のワインセレクション」など、多彩なメニューを用意する。

シャワー施設やマッサージチェアなどのリラクゼーションに加え、本館ラウンジで提供しているマッサージサービスも展開。また、パソコン電源も各所に設置するほか、無料インターネット接続サービス(有線・無線)も提供する。対象は、JMBダイヤモンド / JGCプレミア会員、ワンワールド・エメラルド会員、および同社ファーストクラス利用者。

なお、同ラウンジのオープンに伴い、本館4階のファーストクラスラウンジは12月7日に閉鎖されたほか、他航空会社利用者も使用できた本館4階のサクララウンジANNEXも同日に閉鎖されている。