クリック証券はこのほど、同社CFDサービスに代表的な日本株式20銘柄を追加し、18日より株式CFDの提供を開始すると発表した。
株式CFDとは、店頭FXと同様の仕組みを利用した株式を投資対象とする証拠金取引。同社からの売買の価格提示、レバレッジ、注文方法、ロスカット制度や証拠金の信託保全等は、FXでの取引ルール等に近い内容となっている。
同社の株式CFDでは、新規建、返済およびロスカット等の取引形態、売買代金に関わらず、取引手数料は全て無料。また、信用取引と異なり、日計り取引(デイトレード)での金利負担は発生しない。ただし、同社が提示する売りと買いの価格の差(スプレッド)の負担は発生するほか、建玉を翌日へ持ち越した場合には、金利調整額が発生する。
逆指値注文等の特殊な条件での注文にも対応しており、様々な注文方法での取引きが可能。さらに、建玉の決済後すぐに拘束されていた証拠金が取引余力に反映されるため、余力の範囲内であれば何度でも取引きが行える。これにより、一般的な株式取引(現物・信用取引)と比べて、高い資金効率が期待できるという。レバレッジは最大5倍。
取扱銘柄は、積水ハウス、キリンHD、武田薬品工業、富士フィルムHD、新日本製鐵、東芝、ソニー、トヨタ自動車、任天堂、三菱商事、三井住友FG、みずほFG、野村HD、東京海上HD、三菱地所、ヤマトHD、全日本空輸、東京電力、ファーストリテイリング、ソフトバンク(銘柄コード順)の全20銘柄。なお、取扱銘柄は今後も随時追加していく予定で、外国株式の取扱いについても検討中とのこと。株式CFDの詳細等はWebサイトまで。