いまどき「男だから」「女だから」と区別するのは野暮な感じもするが、デートの食事代に関していえばそうもいかないようだ。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」が調査を行っている。
調査は昨年2月26日~3月4日、ワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて288人から回答があった。
質問は「デートの食事代、どうしたい」。まず男性だが、もっとも多かったのは「100%おごってあげたい!」で過半数の65%。「割勘がちょうどいいよね」を選んだのは28%だった。「できればおごってほしいです」と"女性持ち"を期待する人は4%にとどまった。
一方、女性では「できればおごってほしいです」が59%に上り、「割勘」は33%。「100%おごってあげたい!」はわずか1%にとどまっている。時代が変わっても「食事代は男性持ち」という"定説"はそれほど崩れてないようだ。
「男はおごるべき」と主張する女性からは「払わせるのは最低!」(30歳)、「男としてのプライドをもってほしい」(42歳)、「女性としては、寂しい気持ちになります」(36歳)などかなり厳しい声が。「同じ年or年下ならなんとも思わないけど、年上の人だったらちょっと器が小さいかな」(22歳)という意見もあった。
また、「おごらない=気がない」と捉える女性も。相手がおごってくれないことで「自分に気がないのだと思う」(26歳)、「遊ばれてるのかも、と思ってしまう」(39歳)と不安に感じるという。「なんとなくおごらなかった」だけのことがその後の恋愛関係に大きく影響するなんてこともあるのかもしれない。
ちなみに、おごらない主義の男性からは、「財布代わりじゃないんだから……」(36歳)、「男女平等の時代。レディースデイに違和感を覚えるくらいですので……」(33歳)、「気兼ねがなくていい」(42歳)といった意見が出ている。