TVアニメ『神のみぞ知るセカイ』から飛び出したアイドル・中川かのん (cv. 東山奈央)のイベントが2010年12月4日 (土)、東京・秋葉原の秋葉原UDX「AKIBA SQUARE」にて開催された。
今回行われたイベントは、TVアニメ『神のみぞ知るセカイ』の本編5話から7話にかけて登場したスーパーアイドル・中川かのんのエピソードをモチーフにしたリアルかのんイベントで、「AKIBA SQUARE」には優先入場と一般入場を合わせて1,300人ものファンが駆けつけた。
開演前から『神のみぞ知るセカイ』本編と同じ「かーーのーーん かーーのーーん」のコールが会場全体を包む。この日を待ちかねたファンの想いがまさに沸騰寸前。力強いコールの中、いよいよイベントがスタートする。まずは、熱烈なコールに応えるように、中川かのん (cv. 東山奈央)がダンサー2人を従えてステージに登場。「今日は緊張していますが、精一杯、みなさんに歌をお届けしたいと思います!」という挨拶に続いて、「LOVE KANON」「ハッピークレセント」、そして「らぶこーる」といった中川かのんのおなじみの楽曲が披露された。
2曲目の「ハッピークレセント」歌唱前には今回のイベントタイトルでもある"ゆーでぃーえっくす制圧!"を会場全体でコール。満員の「AKIBA SQUARE」が揺れんばかりの勢いで、力強い宣言が場内を響き渡った。このコールをもってして中川かのんと東山奈央は公約通リ"ゆーでぃーえっくす"を制圧完了。この瞬間、集まったファンのボルテージは最高潮に達した。
イベント中盤には『神のみぞ知るセカイ』でエリュシア・デ・ルート・イーマ役を担当する伊藤かな恵がシークレットゲストとして登場。伊藤がステージに現れると、「AKIBA SQUARE」は大きな歓声とどよめきに包まれる。そして伊藤は、桂木桂馬役の下野紘から預かったという東山への応援の手紙も読み上げた。
メロディが美しいバラード「らぶこーる」がラストの曲。しかし、会場のファンからの熱烈なアンコールに応えて、東山奈央はもう一度「ハッピークレセント」を熱唱。イベント出演そのものも初めてだったという東山奈央だが、実に堂々としたステージングを披露した。
2010年12月15日には「神のみぞ知るセカイキャラクターCD.3 中川かのん starring 東山奈央」が発売されるほか、2011年3月3日には中川かのんとしてのアルバムのリリースも決定している。中川かのんと東山奈央の伝説はまだ始まったばかりだ。
(C)若木民喜/小学館・落とし神駆け魂隊・テレビ東京 |