三菱自動車工業は、コンパクトSUVの「RVR」に、HDDナビゲーションなどを標準装備した特別仕様車「ファースト アニバーサリー エディション(1st Anniversary Edition)」を設定し、12月2日より発売した。希望小売価格は213万8,000円から264万4,000円。
今回のモデルは、現行「RVR」が2011年2月の発売から1周年を迎えることを記念し、発売されるもの。ミュージックサーバー機能、携帯音楽プレーヤーとの接続機能、走行情報や環境情報など各種インフォメーション機能を持つ、地上デジタルテレビチューナー付の7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション「MMCS」と、料金履歴の表示などが連動するビルトインETCユニットを標準装備とした。また、空調ダイヤルの外周部にクロームリングをあしらった。
そのほかMグレードは、マニュアルエアコンからフルオートエアコンへ変更、本革ステアリングホイール&本革シフトノブの採用、スライド式アームレストの採用などが行なわれた。両グレードともボディカラーには、カワセミブルーメタリック、チタニウムグレーメタリック、ブラックマイカ、ホワイトパール(有料)の4色が用意される。また、エコカー減税に適合しており、重量税と取得税が50%減税される。
「RVR」は日本のほか、「ASX」名で欧州へ2010年8月から、中国へ2010年5月から、「アウトランダー スポーツ」名で北米へ2010年10月からそれぞれ出荷されており、グローバルに展開している。日本では11月23日の時点で13,626台を受注している。