第一生命保険はこのほど、「新・生涯設計」のコンセプトにもとづく株式会社化記念商品第2弾として、株式会社化後初の無配当タイプの商品、無配当定期医療保険『メディカルエール(定期型)』と無配当終身医療保険『メディカルエール(終身型)』を21日から発売すると発表した。

第一生命では、新しい医療特約として、2009年10月から「入院一時給付特約D」を、2010年9月から、新総合医療特約D(H22)「医のいちばんNEO」、「8大生活習慣病入院特約D」、「女性特定疾病入院特約D(H22)」を販売。

今回、これらの医療特約の特長を生かした医療保険として、「メディカルエール(定期型)」「メディカルエール(終身型)」を発売することで、「魅力ある充実した医療保障をより柔軟に提供することができるようになった」(第一生命)。

「メディカルエール(定期型)」「メディカルエール(終身型)」の主なポイントは、以下の通り。

  1. 入院に対する保障を日帰り入院から保障

  2. 手術に対する保障を公的医療保険と連動させ、今後公的医療保険の対象となる手術も保障

  3. 放射線治療に対する保障を放射線量に関係なく60日に1回保障(従来の放射線量条件を撤廃)

  4. 入院を複数回した場合の、同一入院と判定する期間を180日から120日に短縮

  5. 生活習慣病に対する入院を幅広く保障(「腎疾患」「肝疾患」「すい疾患」もカバー)

  6. 1回の入院の支払限度は60日・120日・240日から幅広く選択可能(入院が長期化する生活習慣病への備えも組み合わせにより合理的にカバー可能)

  7. 保険料率の最新化により保険料の低廉化を実現

また、新たな保障見直し制度として、加入済の医療特約を、医師の診査や健康状態の告知なしで、今回発売する「メディカルエール(終身型)」に変更可能な医療保障変更制度「メディカルスイッチ」を実施。これにより、医療の保障期間を一生涯保障へと延ばしつつ、保障内容も見直すことが可能となり、「顧客の医療保障見直しニーズにより柔軟に応えることができるようになる」(第一生命)としている。