RIMの国内最新スマートフォン「BlackBerry Curve 9300」発売開始

リサーチ・イン・モーション・ジャパンは12月1日、全国のドコモショップおよび取扱店を通じて同社スマートフォンの新製品「BlackBerry Curve9300」が発売されたと発表した。

BlackBerry Curve 9300は、約109mm×60mm×13.9mm・104gの小型軽量ボディに約2.4インチ(320×240ドット)ディスプレイを収めたスマートフォン。直線と曲線(カーブ)を融合したデザインが特徴で、BlackBerryスマートフォンのなかでもスタンダード・モデルとして世界中で幅広く支持されているという。

ディスプレイ下部には、BlackBerryおなじみのQWERTYキーとトラックパッドが配置されており、長文メールやSNSサービスへの書き込みもスムーズに行える。端末上部には、音楽や動画再生をワンタッチで行える「メディアキー」が配置されている。このほか機能面では、5倍デジタルズーム対応の約200万CMOSカメラ、GPS、Bluetooth 2.1+EDRなどに対応。SD/SDHCカードスロットも備える(最大32GBまで対応)。通信面では国際ローミングサービス「WORLD WING(3G＋GSM)」、FOMAハイスピード(HSDPA3.6Mbps)をサポートする。

BlackBerry Curve 9300では、iモードのメールアドレス(@docomo.ne.jp)が使用できる「spモード」の一部機能に対応。個人ユーザー向けの「ブラックベリーインターネットサービス」または、法人ユーザー向けのブラックベリーエンタープライズサービスとブラックベリーインターネットサービスの両方が同時に利用可能な「ブラックベリーデュアルサービス」利用者であれば利用可能。さらに、12月1日よりBlackBerry向けのインターネット接続サービスの料金が値下げされる。ブラックベリーインターネットサービスは月額490円に、ブラックベリーエンタープライズサービスとブラック ベリーデュアルサービスは月額980円になる。3サービスともにこれまで月額使用料金は1575円で提供されていた。

なお、ブラックベリーインターネットサービスとspモードを契約すると、ISPセット割が適用され、spモードの月額利用料315円が無料になる。ブラックベリーインターネットサービスの月額利用料490円でspモードを利用することが可能だ。ただし、ブラックベリーデュアルサービスはISPセット割が適用されないため、spモードを契約すると月額1,295円(ブラックベリーデュアルサービスの月額利用料980円とspモード月額利用料315円の合計)の利用料が発生する。

BlackBerry Curve 9300の主な仕様
寸法	約109(H)×60(W)x 13.9(D)mm
質量	約104g(電池パック装着時)
メモリ	256MBフラッシュメモリカード
外部メモリ	MicroSDカード(最大2GB)MicroSDHCカード(最大32GB)対応
バッテリー	1150mAh 充電式リチウムイオン電池
連続待受時間3G/GSM	約260時間/約310時間(ともに静止時)
連続通話時間	3G/GSM 約230分/約250分
ディスプレイサイズ	約2.4インチ(320×240ドット)(表示色:約65,536色)
カメラ	約200万画素(5倍デジタルズーム対応)
キーボード	QWERTYフルキーボード(バックライト機能付き)
音声入力/出力	内蔵スピーカー及びマイク、内蔵ハンズフリースピーカー、Bluetooth ヘッドセット対応
対応メディアフォーマット	オーディオ:MP3/WMA9/WMA10/MIDI/AMR Narrow Band/AAC/AAC+/eAAC+、ビデオ:3gp/H.263/H.264/MPEG-4/WMV
外部端子3.5mm	ステレオミニジャック端子、マイクロUSBポート
Bluetooth	規格Version 2.1+EDR(プロファイル:DUN/HFP/HSP/OPP/AVRCP/A2DP/SPP/SAP/PBAP/MAP)
通信方式	UMTS/HSDPA:2100/1900/850/800MHz(最大3.6Mbps)、GSM:1900/1800/900/850MHz
無線LAN	IEEE 802.11b/g/n
その他	GPS、音声認識、モデム機能、マルチタスク、ドキュメントビューア