IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1日、Webブラウザ「Sleipnir」および「Grani」におけるクリップボード操作に脆弱性があるとして、JVN (Japan Vulnerability Notes)において注意喚起を行った(JVN#64764004/JVN#76662040)。
影響を受けるのは「Sleipnir 2.9.6 およびそれ以前」、「Grani 4.5 およびそれ以前」となる。ともにクリップボード操作に関する脆弱性があり、Webサイト側からクリップボードを読み取られる可能性が存在する。開発を行うフェンリルでは、今回の脆弱性に関する対策を公開しており、上書きインストールほか、設定変更などの対処方法が掲載してある。