モバイルをメインとしたインターネットリサーチ事業を展開するORIMOは30日、同社モニターを対象に実施した「風邪・インフルエンザに関する調査」の結果を発表した。同調査は10月30日~11月8日の期間に行われ、20~59歳のスマートフォンユーザー1,000名から有効回答を得た。
風邪をひいたとき(風邪っぽいとき)の対処法を質問したところ、最も多かった答えは「市販薬を服用して、治らなければ病院に行く」で44.7%。以下は「病院に行くことはほとんどない」(24.9%)、「少し様子を見てから病院に行く」(22.5%)、「すぐに病院に行く」(7.9%)の順となった。
市販の風邪薬で良く購入するものを自由回答形式(3つまで)で尋ねると、「ルル」(30.2%)、「パブロン」(29.0%)の2商品が高い支持を獲得。年代別で見ると、20代では「バファリン」(23.5%)、40代では「ルル」(36.4%)、50代では「葛根湯」(23.4%)がそれぞれ全体よりも5ポイント以上高く、年代によって異なる結果となった。
10月から開始されたインフルエンザの予防接種を受けるかどうかを聞くと、「既に受けた」人は11.1%、「受ける予定」の人は22.3%で、合計すると全体の3人に1人が予防接種を受ける予定と回答。一方、「まだ決めていない」人は25.8%、「受けるつもりはない」人は40.8%に上った。
また、予防接種の自己負担金額についての質問に対しては、「全額免除なら受ける」との答えが最も多く39.4%。以下「3割負担なら受ける」(33.2%)、「5割負担なら受ける」(13.6%)、「8割負担なら受ける」(4.4%)、「全額負担でも受ける」(9.4%)と続き、7割以上が自己負担額が3割以下なら受けると考えていることが分かった。