レノボ・ジャパンは、これまで企業向けおよびWeb販売のみだったThinkPad Edgeシリーズ最小・最軽量機種「ThinkPad Edge 11"」に量販店モデルを追加し、12月10日より販売する。インテル製の超低電圧版CPUを搭載して長時間のバッテリ駆動を実現し、WiMAX通信モジュールでモバイル通信を可能にしている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はOffice Home & Business 2010インストールモデルが100,000円前後、Officeなしモデルが80,000円前後。

ThinkPad Edge 11"(ミッドナイト・ブラック)

製品の特徴は、9月に発表された企業向けモデル・Web販売モデルと同様。カラーはミッドナイト・ブラック(光沢なし)とヒートウェーブレッド(光沢あり)の2色が用意される。

主な仕様は、CPUがIntel Core i3-380UM(1.33GHz)、チップセットがMobile Intel HM55 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3-SDRAM 2GB(最大4GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがなし、ディスプレイが11.6型LEDバックライト液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。

インタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、WiMAX 6250、Bluetooth v2.1+EDR、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0×3(うち1つはPowered USB)、D-Sub、HDMI、マイク入力/ヘッドホン出力×1、30万画素Webカメラ、4 in 1 メディアカードリーダーなど。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約6.5時間。サイズ・重量は、W284×D211×H15.6~29.5mm、約1.5kg。