"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは小学生ママのファミレス利用事情。ママたちは誰とどれくらいファミレスにいるのだろう? 気になる話の内容は?
今回紹介するのは、トレンダーズが行った「ファミリーレストランの利用実態」に関する調査。11月5日~9日、小学生(6~12歳)の子どもを持つ既婚女性486人(ベネッセコーポレーション運営サイト「ウィメンズパーク」会員)を対象にインターネット調査した。
ファミレスの利用頻度については、「1カ月に1回」がもっとも多く32%。続いて「2~3カ月に1回」(31%)、「2週間に1回」(16%)、「半年に1回」(10%)となった。「一緒に行く頻度が最も高い人」を聞いたところ、さすがに"ファミリーレストラン"、半数を超える54%のママが「夫、子供と一緒」と回答。「子供」は29%、「ママ友達」は12%だった。
興味深いのはファミレスでの滞在時間。全体の平均は「71分」だったが、"誰と一緒に行くか"でその滞在時間にはかなりの差が。「夫、子供」と回答した人の平均滞在時間は「61分」、「子供」では「65分」だったが、「ママ友達」では「120分」、なんと2時間にも及んでいる。
そんなに長い時間どんな話をしているのだろうか。ママ友同士の会話の内容を聞いたところ、やはり多かったのは「子供の将来」。49%、ほぼ2人に1人が選んだ。具体的な内容としては「子供のしつけや子育ての悩み」(33歳・青森県)、「子供の進学やその先の就職、結婚など」(40歳・茨城県)などがあがった。次に多かったのは「夫の愚痴」(11%)。「子育てをあまり手伝ってくれない」(37歳・青森県)といった子ども関連のものだけではなく、「夫の浮気疑惑」(35歳・岐阜県)も話のネタになることがあるようだ。ちなみに「夫の将来」を選んだママはゼロだった。
よく利用しているファミレスのトップ3は1位「ガスト」(32%)、2位「サイゼリア」(18%)、3位「びっくりドンキー」(10%)。「ガスト」支持派の理由としては「低価格」を選んだ人が77%。「味が美味しい」(15%)、「待ち時間が短い」(11%)などの声も多く、コストパフォーマンスの良さが多くのママに支持されているようだ。