「ダイソン」と聞けば、メタリックなカラーとサイクロン部分のドリルのようなデザイン、そしてあの「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」といううたい文句が思い浮かびます。一度でいいから触ってみたい。けれど、値段と部屋の収納スペースのことを考えるとなかなか手を出せない…。
ダイソン「DC31モーターヘッド」のピンクリボンモデル(ダイソン オンラインストア限定発売)。一台の売上につき1,000円がNPO法人の乳がん啓発活動に寄付されます |
上京してから1年半。いまだに掃除が苦手な私が紹介されたのは、1人暮らしの部屋にも邪魔にならないサイズというのもウリのダイソン「DC31 モーターヘッド」。ダイソンってファミリー用の大きいサイズばかりだと思っていたけれどこんなハンディタイプもあるんですね。
この「DC31 モーターヘッド」ピンクリボンモデル、
届いた箱を見て「あれ?」
箱から取り出して「あれ? あれ?」
手で持ってみて「あれれれれ?」
驚くほど小さい! そして、軽い!!(約1.5kg!)
お値段は34,000円で、気軽にという訳にはいかないけれど、毎日ずっと使うものと思えば手が届く価格。
色はダイソンには珍しいパステルカラー。優しいピンクなので部屋の見える部分に置いても気にならない。これなら収納せず部屋にポンと置いていても他の家具や風景になじんでくれるし、部屋にポンと置けるなら、テレビを見ている時のCM中や、料理中の煮物が煮えるまでの数分など、何となく手持無沙汰になった瞬間にひょいと手に取って身の回りを掃除できる。一部屋二部屋ならこれで十分なので、週末に重い腰を上げ掃除機を取り出し、気合を入れて臨む掃除という仕事も、ぐっと日常的な所作に近づいた気がします。
まずは普通にフローリングの床を。さぞかしすごい吸引力なんだろうと構えてはいましたが、いざスイッチを入れてみると床に吸いつく吸いつく! 驚いてとっさにスイッチを切りました(笑)。いつも使っている掃除機は、重かったり電源コードがあったり、何かと制限があって目線が下に向きがちになるけど、このモデルのように片手で持ててコードレスとなると、急に視野が広がって今まで気にならなかった部分も気になってくる。
今度はソフトブラシノズルに変えて、本棚やテレビの上など、いつもは雑巾で拭いているところをダイソンで! これからの寒い季節に濡れ雑巾を触らずに済むのはありがたい…。延長ツールを差してそのまま裏へ。電源コードが集中してごちゃごちゃとしているところでも、ブラシノズルならホコリを掃いながら丁寧に掃除できます。ソファの裏や下の狭い隙間も、別売りの延長ツールと隙間ツールを使えば手が届きました。このまま何年も放置してしまいそうだったので良かった!
せっかくのコードレスなので、ダイソン片手に思いつくまま家中を歩きまわって、次なるターゲットを探しまわる。掃除機をかけようと思ったこともない、本棚の中の本やCD、並べたマニキュア、オブジェ、PCのキーボードなどの細かいところ。窓のサッシやカーテンレールなどのちょっと小高いところ。見慣れると気付かなくなるけど、意識して見ると上にはたっぷりとホコリが積もっていました。……続いて、意外なところに掃除機をかけてみると…いわくつきの白い粉が!!