10月後半に欧州、11月初旬に米国での販売が開始されたMicrosoftのWindows Phone 7だが、準備期間が長かったこともあり、ローンチ初期にしては開発者らのサポートに恵まれているようだ。同社は11月23日(現地時間)、今週末までにWP7向けのアプリとゲームが約3000本提供され、参加デベロッパー数は9月のMarketplace登録開始時点から80%増の1万5000人以上になったことを報告した。

これは米MicrosoftでWindows Phone Marketplace担当ディレクターのTodd Brix氏が公式Blogで報告したもので、Apple iPhoneを除くアプリストア立ち上げで苦労するライバルらと比較して、比較的順調なペースでストアを拡充できていることを示すものとなる。同氏はこうした登録アプリを紹介する仕組みをいくつか紹介しており、よりユーザーがアプリを利用するチャンスが広がる取り組みをアピールしている。

  1. Bing Visual Search
  2. Windows Phone 7 Apps & Games on Xbox 360
  3. Windowsphone.com
  4. Campaigns featuring Windows Phone 7 Apps & Games
  5. Windows Phone Marketplace on Zune PC software

Bingで専用検索メニューが用意されていたり、Xbox 360上でのWP7アプリのプロモーションはその一例だ。このほかWindows Phone用のWebポータルでアプリ探しのためのジャンル別メニューやランキングが用意されていたり(Apple App Storeを想像してみればいいだろう)、PCにインストールするZuneソフトウェア上からアプリストアを参照できたりする。また自身のサイト上にWP7アプリのダウンロードを促す専用チップとリンクの組み合わせなども用意されている。Windows Phoneは開発キットも無償提供されており、興味ある方は一度トライしてみてはいかがだろうか?