ソニー損害保険はこのほど、カーライフ実態調査を発表した。同調査は10月8日~12日の5日間、自家用車を所有し、かつ月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対してインターネットリサーチにて実施したもの。5,000名から有効回答を得た。
経験したことがある車のトラブルを複数回答で聞いたところ、1位「バッテリー上がり」(53.3%)、2位「タイヤのパンク」(47.9%)、3位「キー閉じ込み」(35.3%)だった。「経験したことのあるカートラブルはない」は19.7%で、ドライバーの8割が何かしらの車のトラブルを経験していることが分かった。
カートラブル未経験率では、男性16.1%、女性23.4%と男女差も見られた。男性の方がどのトラブルにおいても経験率が高く、「バッテリー上がり」においては男性の6割弱が経験しているという結果に。また、「バッテリー上がり」では関西地方が59.4%と最も高い地域、東北地方が45.3%と最も低い地域となり、居住地での地域差も見られた。
また、自分が運転をしている時の自動車事故の経験があるか聞いたところ、「経験がある」と回答したのは全体で64.8%。性別では男性73.7%、女性55.9%だった。車を運転していて危うく起こしそうになった事故があるか複数回答で聞いたところ、1位「追突事故」(33.1%)、2位「自転車との事故」(31.5%)、3位「居眠り運転による事故」(29.9%)と続いた。
「起こしそうになった事故はない」と回答した人は10.1%で、ドライバーの9割が運転中にヒヤリハットの経験があることが窺える。特に「居眠り運転による事故」においては、男性で40.9%と4割を超え、40代男性では50.4%と過半数に達した。