岡三オンライン証券は24日、岡三オンラインFX(くりっく365)『外貨預金型FX(1倍)コース』のサービスを開始したと発表した。
2010年8月のレバレッジ規制の実施による取引の安全性・健全性の向上、また、最近の円高環境下における外貨資産投資に対するニーズが高まっていることを受け、「FX取引は、幅広い投資家に認知されてきた」(岡三オンライン証券)。
同社では、このような投資環境や投資家のニーズに応えるとして、取引所FX(くりっく365)では業界初という、レバレッジ1倍専用コースの取扱いを開始することとした。
同コースでは、取引所FXならではの、一律20%の申告分離課税や他の市場デリバティブ取引との損益通算などの適用が受けられる。取引手数料は、1枚あたり1,050円(税込)、また、取引所が提示するスプレッドがそのまま適用され、「外貨預金の為替手数料と比べ低コストで取引できる」(岡三オンライン証券)。
さらに、FX取引の仕組みを生かし、投資家の資産運用ニーズに合わせ、外貨の売りからも買いからも取引することが可能となっている。
なお、今回のサービス開始により、通常コースにおける1倍コースは廃止される。