「ザ・リッツ・カールトン東京」外観画像

顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関J.D. パワー アジア・パシフィックはこのほど、日本全国のホテルグループ・チェーン137ブランドを対象にした「2010年日本ホテル宿泊客満足度調査」の結果を発表した。

同調査では、宿泊客満足度の測定にあたり「予約」「チェックイン / チェックアウト」「客室」「F&B(料飲)」「ホテルサービス」「ホテル施設」「料金」の7つの要素を設定し、宿泊客の評価をもとに総合満足度スコアを算出。

その結果、「1泊3万5,000円以上部門」では、ランキング対象の12ホテルブランドのうち、「ザ・リッツ・カールトン」が1,000ポイント満点中778ポイントを獲得して5年連続第1位に輝いた。同ホテルは、「客室」「ホテル施設」など5部門で最高評価を得ている。第2位は「帝国ホテル」(751ポイント)、第3位は「ホテル オークラ」(713ポイント)と続いた。

「1泊1万5,000円~3万5,000円未満部門」では、ランキング対象の19ホテルブランドの中で、「ロイヤルパークホテルズ」が719ポイントで4年連続第1位に、「1泊9,000円~1万5,000円未満部門」では、同じく16ホテルブランドのうち「リッチモンドホテルズ」が690ポイントで5年連続第1位に、「1泊9,000円未満部門」では、同じく17ホテルブランドのうち「ドーミーイン」が655ポイントで第1位となった。

同調査は、日本全国のホテルグループ・チェーン137ブランドを対象に、宿泊者のホテルでの経験やサービスに対する満足度を調べるもので、全国の18歳以上の男女が対象。5回目となる今年は、直近1年間に宿泊したホテルについて8月にインターネット上で調査を実施し、3万2,885人から回答を得た。

「1泊3万5,000円以上部門」トップ10ランキング

順位 ホテルブランド ポイント
第1位 ザ・リッツ・カールトン 778
第2位 帝国ホテル 751
第3位 ホテル オークラ 713
第4位 ハイアットリージェンシー 710
第5位 ウェスティン 707
第6位 ブライトンホテル 705
第7位 インターコンチネンタルホテル 704
第8位 パン パシフィック 701
第9位 ザ・プリンス 701
第10位 シェラトン 695