映画『ビューティフル・マインド』のプロモーション以来8年ぶりに来日した俳優のラッセル・クロウが24日、東京・六本木で行われた主演映画『ロビン・フッド』(リドリー・スコット監督、12月10日公開)の来日記者会見に、共演者のケヴィン・デュランドと出席した。
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同作は、ラッセルが主演男優賞を賞受した『グラディエーター』のリドリー監督と5度目のタッグを組んだ歴史大作で、中世イギリスを舞台に、伝説の義賊ロビン・フッドの活躍を描く。
現在46歳のラッセル。過酷なアクションシーン満載の同作では、撮影前に6ヶ月間の肉体作りに励んだそうで、「役作りのために肉体を使うのはとても好きだけど、年齢を重ねるごとに大変になるし傷も絶えない。(同作の)撮影が終わってから12ヶ月はワークアウトしてないけど、また戦士役がきたら引き受けると思う」とまだまだ意欲的。そんな鍛え上げた役柄の反動か、この日はややふっくらとした印象のラッセルは、2003年に女優ダニエラ・スペンサーと結婚。以降、初来日となった同会見では、彼女とのなれそめやハネムーンで授かったという6歳と4歳の子どもたちのエピソードも自ら披露した。「結婚して二人の子どもの父親になったことが人生で一番素敵な出来事。子どもたちから教わることも多いよ」と語り、前日のオフでは、ツイッターに「Tokyo is awesome」(東京は最高)とつぶやくほど都内観光を楽しみ、キディランドで子どもたちのクリスマスプレゼントを購入したと告白した。
また、「取り扱い説明書が日本語だから、組み立てられるか心配」と父親の顔をのぞかせると、共演3度目で、今回が初来日となったケヴィンに「彼も最近、結婚したばかりなんだ」と話題を振り、「東京滞在中に子どもを見かけると、そろそろ子どもを作ってもイイんじゃない? って暗に勧めている」と先輩としてアドバイスも。ケヴィンは「まず奥さんを説得しないと」と照れ笑いし、2人とも幸せオーラ全開に。会見後は、ラッセルが報道陣にピースサインで応えるなど、ご機嫌ムードだった。
映画『ロビン・フッド』は12月10日より全国公開。