東京メトログループのメトロコマースは12月1日、「東西線アラームクロック」を発売する。5月7日から運行を開始したオールワイドドアの15000系電車をイメージした目覚まし時計で、アラーム鳴動時に15000系車両のミニチュアが文字盤の周りを走るという。文字盤の周囲には東西線各駅の駅名と駅番号を表示し、アラームを止めたところ(駅)で電車が停まるとのこと。アラームを止めても5分後に再度鳴動するスヌーズ機能もある。
アラーム音は本物の東西線のアナウンスを採用し、2種類から選択可能。アナウンスは「(ドアチャイム)お待たせいたしました。東京メトロ東西線をご利用いただきましてありがとうございます。この電車は、高田馬場、大手町、日本橋、東陽町、浦安方面、各駅停車、西船橋行きです。次は落合、落合です。(英語)」と「次は西船橋、西船橋 終点です。(英語) まもなく西船橋、西船橋、終点です。お忘れ物なさいませんよう、ご注意ください。東京メトロ、東西線をご利用いただきまして、ありがとうございました(ドアチャイム)」。このアラームはデモ機能でいつでも試聴できるとのこと。
同社は同日、東西線15000系と、11月4日から運行を開始した千代田線16000系をデザインしたパスケース「東西線15000系タッチアンドゴー」「千代田線16000系タッチアンドゴー」も発売する。IC乗車券に対応したパスケースで、カードを保護するだけではなく、自動改札エラーを防止する機能も付いているという。各500円。
販売場所は東京メトロの赤坂見附・新橋・銀座・上野・新宿・東京・有楽町線池袋・茅場町・飯田橋・浦安・明治神宮前・北千住・豊洲・錦糸町・王子の各駅の定期券売場と地下鉄博物館。インターネット通販も対応する。なお、11月28日に開催される「東京メトロスマイルフェスタ2010 車両基地イベント in AYASE」で先行販売を実施する予定。「東西線15000系タッチアンドゴー」「千代田線16000系タッチアンドゴー」はイベント開催を記念した特別チャーム付きバージョンを各200個限定で販売するとのこと。