アイ・オー・データ機器は、USB機器をネットワーク経由で共有可能にするUSBデバイスサーバのハイスピードモデルを12月中旬より発売する。従来モデルと比較して転送速度を約1.4倍に高め、同社のソフトウェア「マッハUSB」を使うことで約2.3倍以上の速度向上を実現。価格は8,500円(税別)。
「ETG-DS/US-HS」は、1台のUSB機器を複数PCで共有可能にするUSBデバイスサーバ。USBハブを使えば複数のUSB機器を共有できる。サポートするUSB機器は、マスストレージクラス対応の各種ストレージデバイス、プリンタ、スキャナ、複合機、Webカメラ、TVチューナーデバイスなど。プリンタや複合機の双方向通信にも対応する。なお、1台のUSB機器を複数のPCから同時に使用することはできない。
USBデバイスサーバ機能とは別に、プリントサーバ機能も搭載する。プリントサーバ機能を利用すれば、1台のプリンタ/複合機に対して複数のPCから同時印刷を行うことも可能だが、プリンタ/複合機の双方向通信は機能しない。
インタフェースはUSB 2.0×2と10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、本体サイズはW60×D100×H28mm、重量は約95g。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4~10.6。