三洋電機は22日、同社の充電池「eneloop(エネループ)」の発売5周年を祝う"eneloopの誕生日会"を都内にて開催。イメージキャラクターの「eneloopy(エネルーピー)」をデザインした特製の誕生日ケーキも登場し、会場を盛り上げた。
同社では、2005年11月14日に「乾電池にかわる21世紀の新電池」としてeneloopを発売。以来、「使いきる生活から、くり返し使う生活へ。」を提案し続けており、新モデルは充電して約1,500回繰り返し使えるなど、環境性にも経済性にも優れた電池に進化。現在は認知率83.5%、購入後の満足度約94%を誇り、多くのユーザーから愛される商品となっている。
また、eneloopのコンセプトが広がる商品群として「eneloop universe products(エネループ ユニバース プロダクツ)」も展開。このほか、eneloopのコンセプトに賛同する企業や人々を「eneloop friends」と呼び、BEAMSやサンリオとコラボレーション製品を発売するなどの取り組みを行っている。
登壇した同社 マーケティング部 アドバンストデザインセンターの清水正人所長は、「eneloopの根底にながれるコンセプト・物語を評価していただき、eneloopはこの5年間で数々の賞を受賞してきました」と説明し、「ゴミになることを防ぐためにeneloopのケースとして使えるようにしたパッケージデザイン」などをアピール。さらに「何よりも嬉しいのは、eneloopを同梱、推奨する製品が増えていること。電池は何かに寄り添うことで活きるものなので、いろいろなところで使っていただけたら」と話し、「これからもeneloopに"ガンガン"力を入れてやっていきたい」と笑顔をみせた。