来年1月9日よりスタートする新番組『たかじん NO マネー』(テレビ大阪 毎週日曜 14:59~)に先立ち、12月12日に放送される同番組のスペシャルの収録が20日、テレビ大阪のスタジオで行われた。

左から、酒井千佳アナウンサー、岸博幸、眞鍋かをり、やしきたかじん、竹中平蔵氏、青山繁晴、勝谷誠彦、水道橋博士 拡大画像を見る

同番組は「人とお金」をテーマにさまざまなゲストを迎え、メインのやしきたかじんをはじめ、青山繁晴、岸博幸、勝谷誠彦、眞鍋かをり、水道橋博士ら多彩なレギュラー陣が経済について討論する情報バラエティー。スペシャルのゲストには小泉構造改革の立役者・竹中平蔵氏が登場。民主党政権の経済政策について歯に衣着せぬ苦言を繰り出すなど、本音が満載の白熱トークを展開した。

収録後には会見が行われ、出演者が番組の感想や意気込みなどを語った。"関西の視聴率男"との異名をとるやしきたかじんが同局でレギュラー番組を持つのは25年ぶり。「一度はお断りしたんですが、プロデューサーからストーカーのようにメールや電話が来て(笑)。でも、テレビ局が再放送などでお茶を濁してるこのご時世に、新しいものを作ろうという心意気に共感した」と出演を決めた経緯を語ったたかじんは「やるからには大阪府民全員が知ってる番組にしたい。お金っていったい何だろう? ということをこの番組を見て考えていただきたい」と新番組に意欲を見せた。

水道橋博士は「以前、竹中さんにインタビューしたことがあるんですが、今日はそのときよりしゃべりまくってました。関西は放送コードが違う(笑)」と竹中氏を乗せた? たかじんらの過激トークの感想を。さらに「殿が大阪でたかじんさんの番組に出て以来、『たかじんみたいな番組をやりたい』と言い出してる」とビートたけしの野望も明かして会見を盛り上げた。

そんな博士から、眞鍋かをりに「事務所の移籍問題もしゃべります」と頭の痛い話題を振るジャブが。これに苦笑しながらも「いろいろと巻き込まれ系です」と果敢に返した眞鍋に、たかじんも大ウケ。また収録中、竹中氏にマネー対策を熱心に聞いていた眞鍋に対し、その意図を問う質問が飛ぶと「運命の歯車でお金の勉強をしなくてはならなくなって(笑)。でも、よかったのは強靱な精神力が身についたことです」と自ら"問題"をほのめかすコメントを繰り出し、「どんなことをされても負けない。嫌がらせにも屈しない。正々堂々とやっていればわかってくれる人もいるということです。大丈夫です!」とついにぶちゃけモードに。番組本編も負けない本音トークを笑顔で炸裂させていた。