映画『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』の初日舞台挨拶が20日、都内で行われ、主演の中村蒼、青山倫子、長江俊和監督が出席した。

青山倫子(左)と中村蒼 拡大画像を見る

135万円という低予算の製作費ながらも全世界で180億円以上もの興行収入を稼ぎ出して社会現象にもなった映画『パラノーマル・アクティビティ』。その日本版の続編となる本作は、舞台をアメリカから日本に移し、車椅子生活を余儀なくされた春花(青山倫子)とその弟・幸一(中村蒼)の周辺で起きる超常現象を描く。

主演の中村は「撮影から公開までが短い期間でしたので、あっという間にこの日を迎えたという感じ。良いスタートが切れたと思います」と挨拶。一方の青山も「こうして初日を迎えることができてます本当に嬉しいですね」と笑顔を見せながら「ホラーが苦手な私は、出演が決まってからアメリカ版を見ました。自然な世界感を自分達に出せるのかプレッシャーもありましたが、撮影を終えて、現場でパラノーマルな現象もあったりして楽しく過ごすことが出来ました」と満足そうだった。

アメリカではシリーズ化されて第2弾(日本では2011年2月に公開)が公開。第3弾の製作も決定している。日本版もそれに負けじとシリーズ化の動きがあると告白した長江監督に青山は「それに私は出させて頂けますか?」とおねだり。さらに「日本はホラーが有名なので、そこは(アメリカに)譲りたくないですね。負けたくないです!」とアメリカ版に対抗心を燃やしていた。