スウォッチ グループ ジャパンのオメガ事業本部は、イギリス王室のウィリアム王子が16日午後(日本時間17日未明)の婚約発表会見で着用した腕時計について、オメガのダイバーズウォッチ「シーマスター300M」であることを公表した。
ウィリアム王子は以前からオメガの時計を愛用しており、婚約相手のケイト・ミドルトンさんと2人で臨んだ婚約発表会見でも、左腕にオメガの「シーマスター300M」を巻いていた。
同モデルはブルーのダイヤルが特徴で、"007シリーズ"の『007 ゴールデンアイ』(1995年公開)から『007 カジノロワイヤル』(2006年公開)までの作品で、主人公のジェームズ・ボンドが着用した。このことから「007ウォッチ」とも呼ばれる。
ウィリアム王子が着用していたモデルは1990年代に発売されたもの。当時発売されたシーマスターの中には、「オメガマチック」と呼ばれる電池交換不要の自動巻発電機構を搭載したモデルも存在していた。
現在、彼が着用するモデルは内部の機械の進化にともない廃盤となったが、同デザインの現行モデル(品番:2220.80.00)が店頭で販売されており、価格は36万7,500円となっている。