Neroは同社のマルチメディア統合ソフト「Nero Multimedia Suite 10」にBlu-rayディスク再生機能や編集機能強化、自動変換・転送機能などを搭載する上位版「Nero Multimedia Suite 10 Platinum HD」を12月3日より価格15,750円で発売、ダウンロード版は「Nero オンラインショップ」で25日より価格12,600円で先行発売する。また、Blu-ray対応のビデオ編集ソフト「Nero Video Premium HD」パッケージ版を13,440円、ダウンロード版を10,752円でそれぞれ発売する。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(SP1 32/64ビット対応) / 7(32/64ビット対応)。
Nero Multimedia Suite 10 Platinum HDは、映像や音楽、写真の再生・編集、ライティング、バックアップ、管理など、PCで扱うマルチメディアファイルの処理を一つのソフトで行うマルチメディア統合ソフト「Nero Multimedia Suite 10」の上位版に位置する。20を超えるアプリケーションを統合する「Nero StartSmart」から、これらの機能を呼び出すことでマルチメディア作業を一手に引き受ける。
一眼レフで撮った大量写真をを管理し、修正、補正を行うことも、スライドショー作成やエフェクトやトランジション、パン&ズームといったタイムラインやストーリーボードを使った本格的なビデオ編集、「Nero SoundTrax」、「Nero WaveEditor」といった音声データ用のアプリケーションも搭載しており、波形データを用いた編集、5.1ch/7.1ch のマルチチャンネル録音なども制御できるほか、Blu-rayディスクなどへも含むバックアップ機能、同社が古くから手がけてきたライティング機能など幅広い。
今回発売される「Nero Multimedia Suite 10 Platinum HD」では、Blu-rayディスク再生機能のほか、複数映像を一画面で表示するピクチャ・イン・ピクチャテンプレートを66種類、メニュー画面99種類、自動編集のムービーテーマ40種類、トランジション92種類などが収録されており、より実践的な映像作成が可能になる。
また、音楽、写真、動画ファイルといったメディアファイルをiPodやiPhone、PSPなどの携帯機器へ転送する機能なども搭載されており、解像度やビットレートなどの設定も最適化され自動転送、様々な携帯機器のメディアハブとして活躍させることもできる。また5GBのオンラインストレージを年間無料で活用することもでき、バックアップファイルの保存先としてこれを利用できるようになる。