映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の公開を前日に控えた18日、来日中のルパート・グリント、ボニー・ライト、イバンナ・リンチが都内で記者会見を行った。
左からイバンナ・リンチ、ルパート・グリント、ボニー・ライト 拡大画像を見る |
2001年に映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で俳優デビューし、以後はロン役で『ハリー・ポッター』シリーズに出演しているルパート・グリント。2004年6月の第3章『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』以来、6年5カ月ぶり2度目の来日に「日本は僕の好きな国の一つ。昨日は空港でファンの熱意を感じて素晴らしい体験でした。今相撲をやっていると聞いたので見てみたいですね!」と疲れも見せずにハイテンション。初来日となるジニー役のボニー・ライトとルーナ役のイヴァナ・リンチも「日本に来ることが楽しみでした」と笑顔だった。
同シリーズは、来年7月15日に世界各国で公開される本作のPart2でシリーズ最終作となるが、撮影はすでに終了。ルパートは「僕にとって『ハリー・ポッター』は大きな存在。10年前(シリーズが始まる前)の記憶が思い出せないくらいに。撮影が終了して二度とロンを演じられないと実感しました。『ハリー・ポッター』は、これからの僕に付きまとうと思いますが、違うものにもチャレンジしていきたいです」と意欲的だった。
本作は、J.K.ローリングのベストセラー小説を映像化した『ハリー・ポッター』シリーズ第7作にして最後のアドベンチャー『ハリー・ポッターと死の秘宝』2部作の第1弾。ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)抹殺のカギを握る分霊箱を見つけ出そうとするハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)。これまで以上に固い結束を結んだハリーたちだが、3人の絆は引き裂かれていく……。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、11月19日より丸の内ピカデリーほかで全国公開。