リサーチ・イン・モーション・ジャパンは18日、東京ミッドタウンホールにて「BlackBerry Day 2010」を開催した。BlackBerryスマートフォンで実現できるライフスタイルやワークスタイルを体験できるイベントで、「Change your everyday」をテーマに「BlackBerryがわかる一日・体験できる一日」として、基調講演や最新端末の展示などが行われた。

基調講演には、リサーチ・イン・モーション・ジャパン 代表取締役社長の上野公明氏、Research In Motion(RIM) 社長兼共同CEOのMike Lazaridis氏、NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人事業部長の大嶋明男氏が登壇。基調講演の様子は後ほど別記事で紹介する。

リサーチ・イン・モーション・ジャパン 代表取締役社長の上野公明氏

RIM 社長兼共同CEOのMike Lazaridis氏

このほか、リサーチ・イン・モーション・ジャパンや各メーカーによる各種講演も行われた。「BlackBerry海外最新テクノロジー」と題されたセッションでは、リサーチ・イン・モーション・ジャパンのセールス・プランニング&マーケティング部担当部長の小林盛人氏が登壇し、北米を中心に販売されている機種を紹介。BlackBerryスマートフォン向け最新OS「BlackBerry 6」の紹介も行った。

RIMジャパンの小林盛人氏(写真左)。BlackBerryが海外で着実にユーザー数を伸ばしている実績が紹介された

BlackBerry Torch 9800

BlackBerry Style 9670

BlackBerry Pearl 3G

BlackBerry Storm 2 9550

ドコモから発売が予定されているBlackBerry Curve 9300と発売中のBlackBerry Bold 9700

2011年初頭に米国で発売予定のBlackBerry PlayBook

6つの新しい機能が目玉の最新OSのBlackBerry 6

BlackBerry Torch 9800とBlackBerry Storm2 9550は会場にも参考展示されていた。

BlackBerry Torch 9800

BlackBerry Storm2 9550

会場ではBlackBerry端末にサービスを提供しているメーカーがブースを用意し、来場者にサービスの説明を行った。「BlackBerryがわかる一日・体験できる一日」をコンセプトにしたイベントとあり、午後にもなると会場はスーツ姿のサラリーマンで賑わった。

19日より予約受付が開始されるBlackBerryの新モデル「Curve 9300」と「Bold 9700」の展示スペース

IBS JapanのブースではノートPC型の製品が展示されていた。BlackBerryとBluetoothまたはUSBケーブルで接続することで、モバイル端末をPCライクに利用できる。

IBS Japanの「REDFLY Mobile Companion」。重量は約900g、バッテリー駆動時間は約8時間

外部出力用のVGAポートと、キーボードやマウスが接続できるUSB端子を背面に備える

MVPenテクノロジーズのブースでは、手持ちのメモ帳に書いたものをJpg画像にしてBluetooth経由でBlackBerryにアップロードできる製品の展示とデモが行われていた。画像はA4サイズ100ページまで保存ができ、USBケーブルでPCに転送することもできるという。

デモの様子(写真左)。ペンで書いた文字や図形が、BlackBerryの画面上に描かれていった

現在、対応アプリがBlackBerry Apps Worldにて無料で提供されている

サイボウズのブースでは、企業内の情報共有やコミュニケーションの活性化をサポートする「KUNAI」を紹介していた。これは移動時間にメールのチェックやワークフローの決裁が可能で、カレンダーで訪問予定を確認したり社内メッセージを送る際にも便利な機能が利用できるというもの。