バッファローは、IEEE802.11b/g/n対応で最大300Mbpsの無線LANルータ「WZR-HP-G302H」シリーズを12月上旬より発売する。搭載USBポートの機能を大幅に強化し、全3モデルをラインナップ。価格(税別)は、無線LANルータ(親機)のみの「WZR-HP-G302H」が10,600円、親機と子機のセットモデル「WZR-HP-G302H/U」が14,600円、親機とイーサネットコンバータのセットモデル「WZR-HP-G302H/E」が16,800円。
USB接続の無線LAN子機「WLI-UC-G300HP」がセットになった「WZR-HP-G302H/U」 |
イーサネットコンバータ「WLAE-AG300N」がセットになった「WZR-HP-G302H/E」。有線LANポートに「WLAE-AG300N」を接続し、有線LANを無線LANに変換する |
「WZR-HP-G302H」シリーズの無線LANルータ(親機)は、ADSLやFTTHといった固定のインターネット回線に加えて、NTTドコモやイー・モバイルといった各通信キャリアのUSBデータカードをサポート。USBデータカードを親機のUSBポートに接続することで、自宅のインターネット回線として利用できる。対応するUSBデータカードは、バッファローのWebサイトを確認のこと。
さらに親機のUSBポートは、USBストレージを接続して簡易NASにしたり、プリンタや複合機を接続して共有することも可能(双方向プリントサーバ機能は後日のファームウェアアップデートで対応予定)。
無線LAN機能はIEEE802.11b/g/nの同時使用に対応し、接続設定を簡単に行う「AOSS」を備える。そのほか、異なる暗号化レベルの混在、ルータ機能の無効化、2台の親機で電波を中継するなど、高度な機能を搭載。4ポートの有線LANハブは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応する。本体サイズはW30×D165×H158mm、重量は約333g。