SBI証券は16日、外国為替保証金取引(SBI FX α)低レバレッジコース『ローレバレッジ1倍、3倍、5倍コース』を、2010年11月29日から新設すると発表した。

今回提供する「ローレバレッジ1倍、3倍、5倍コース」は、従来の「スタンダードコース」(レバレッジ約10倍)、「ハイレバレッジ50コース」(レバレッジ約50倍)に、比較的リスクを抑えて取引が可能な3コースを新たに追加するもの。

「ローレバレッジ1倍コース」はレバレッジをかけずに外貨投資が可能なため、「外貨投資未経験の人や、リスクやコストを抑えながらしっかり運用したいという人におすすめのコース」(SBI証券)。

一方、「ローレバレッジ3倍・5倍コース」は資金の約3倍、約5倍までレバレッジをかけた投資が可能なため、「ある程度のレバレッジをかけて為替差益を狙いつつ、リスクもコントロールしたい人におすすめのコース」(同社)。

SBI証券では、今回の「ローレバレッジ1倍、3倍、5倍コース」の提供開始により、「今までハイリスクなイメージから高レバレッジのFXを敬遠し、外国債券などの商品に取引を限定していた顧客にもFXを取引してもらえる機会が広がり、これまで以上に外国為替保証金取引を資産運用の手法として利用してもらえる」としている。