日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は16日、企業向けSSDとして、「Ultrastar SSD400S」シリーズを発表した。容量は400GB/200GB/100GBがあり、6GbpsのSASインタフェースで2.5型の製品のほか、4Gbpsのファイバーチャネルインタフェース(FCAL)で3.5型の製品もラインナップする。ともに量産出荷開始は2011年上半期(1~6月)を見込む。
日立GSTと米Intelの共同開発による製品。データセンターの性能、容量、耐久性や信頼性などをより高いレベルで実現したいユーザー向けとなっている。企業用途のNANDフラッシュメモリ、独自開発のファームウェアおよび省エネ管理技術を組み合わせ、信頼性、耐久性、性能を向上させている。
フラッシュメモリはSLCタイプ。データ転送速度は、6GbpsのSASインタフェースではシーケンシャルリード最大535MB/s、シーケンシャルライト最大500MB/s、4GbpsのFCALインタフェースではシーケンシャルリード最大390MB/s、シーケンシャルライト最大340MB/sとなる。本体サイズ/重量は、2.5型がW70.1×D100.6×H15.0mm/187g、3.5型がW101.6×D147.0×H15.25/約227g。消費電力はいずれも動作時5.5W、アイドル時1.7W。