京セラと、京セラコミュニケーションシステム(以下KCCS)は、京セラ製の高出力太陽電池を利用して電動アシスト自転車の充電を行う環境配慮型の充電ステーション「ソーラーサイクルステーション」を共同開発し、11月17日よりKCCSを通じて販売を開始する。価格は、工事費別で189万円。

ソーラーサイクルステーションと電動アシスト自転車。右の白い箱が制御盤

充電中のバッテリー

同システムは、太陽光発電による電気を利用した電動アシスト自転車用バッテリー充電器。曇りや雨、または夜間で発電不足の時には、自動的に商用電力から賄う機能を備えているため、電力をより安定して供給することが可能。非常用電源として利用することも可能で、一般的な電化製品もコンセントに挿すだけでそのまま使用できるという。なお、同システムの設置にあたっては電力会社への申請は不要という。

ソーラーサイクルステーションの提供においては、京セラが太陽電池モジュールの供給およびシステム設計を担当、KCCSが販売・施工を実施する。

活用イメージ

太陽電池モジュール
製品型番 KD2084X-PPE-S×3枚
公称最大出力動作電圧 79.8V
公称最大出力動作電流 7.84A
1日の平均予測発電電力量 1.14kWh(南向き90°(垂直)設置の場合
制御盤
PV コントローラ 定格電圧 DC79.8V
最大出力 500W
DC-AC インバータ 最大出力電圧 500W
出力電圧 AC100V
ボックス本体 鋼製
電動アシスト自転車
充電器出力
AC100V(擬似正弦波出力)
出力系統 6