フィリップス・エレクトロニクス・ジャパンは15日、ヘッドホンの2010年秋モデルを発表した。ラインナップは、インイヤー型の「SHE9900」、ヘッドバンド型の「SHL5500」、「SHO9560」シリーズ「SHO8800」シリーズとなっており、12月10日より順次発売される。価格はオープンで、市場価格は、SHE9900が2万1,800円前後、SHL5500が9,980円前後、SHO9560シリーズが1万3,800円前後、SHO8800シリーズが7,980円前後。
SH9650/8800シリーズは、「O'Neill(オニール)」とのコラボレーションによる、ファッション性/デザイン性の高さを特徴とするモデル。SHO9560シリーズは、ヘッドバンド部分にO'Neillのウェットスーツと同じ素材を採用、SHO8800では、ストリートアートをモチーフにしたデザインを採用している。また、SHQ9560シリーズはブラック(SHO9560)とホワイト(SHO9561)の2色、SHQ8800シリーズはブラック/ホワイト(SHO8800)、ブラック(SHO8801)、ブルー/チェック(SHO8802)、レッド/ブラック(SHO8803)の4色のカラーバリエーションを展開する。SHO9560シリーズはオープンエアー型で、SHO8800シリーズは密閉型。いずれも1.2mの片出しタイプのケーブルを採用する(プラグは3.5mmステレオミニ)。インピーダンスは32Ω。両シリーズともネオジウムマグネットを使用した40mm径のドライバーを採用しており、再生周波数帯域は、SHO9560シリーズが12Hz~24kHzで、SHO8800シリーズが15Hz~24kHz。感度は、SHO9560シリーズが105dBでSHO8800シリーズが107dB。本体質量は、SHO9560シリーズが159gで、SHO8800シリーズが145g。
こちらもO'Neillとのコラボレーションモデルの「SHO8800」シリーズ。左からブラック/ホワイトの「SHO8800」、ブラックの「SH8801」、ブルー/チェックの「SH8802」、レッド/ブラックの「SHO9903」 |
SHE9900は、シングルバランスドアーマチュア方式のドライバーを採用したインイヤータイプのヘッドホン。ケーブルは1.2mのY型で(プラグは3.5mmステレオミニ)、インピーダンスは160Ω。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は102dB。本体質量は12g。ヘッド部分が回転することで、耳の形状に合わせてフィットする。また、S/M/Lの3種類のイヤーキャップに加え、Comply Formチップが付属する。SHL5500は、軽量型ヘッドバンドタイプ。本体質量は144g。ケーブルは1.2mのY型で、プラグは3.5mmステレオミニ。標準プラグへの変換アダプターと、1.8mの延長ケーブルが付属する。インピーダンスは32Ω。ネオジウムマグネットを使用した40mm径ドライバーを採用しており、再生周波数帯域は10Hz~28kHz。感度は106dB。