SBI証券はこのほど、2011年1月1日より施行されるCFD証拠金規制に伴い、同社のCFD取引サービスについて12月中旬(予定)から取引ルールを変更すると発表した。

2011年1月1日以降は、商品区分ごとに評価損益の管理、保証金の管理を行うことが義務付けられるため、同社の取扱いは株価指数CFD(株価指数先物CFDを含む)、債券CFD、商品CFD(商品先物CFDを含む)の3つに区分化される。新規約定時、株価指数CFD取引については10%以上(最大レバレッジ10倍)、債権CFD取引は2%以上(同50倍)、商品CFD取引は5%以上(同20倍)の証拠金を預託する必要がある。また、これらの証拠金は、新規約定時だけでなく建玉保有期間中も毎営業日の定時判定時刻に決済されることとなる。

また、ODL Japanも今回の規制に伴い証券CFD取引および貴金属・原油取引のレバレッジを変更。同社は12月13日から、証券CFDの必要証拠金を従来の1%から10%(最大レバレッジ100倍から10倍)に、貴金属・原油の必要証拠金を1%から5%(同100倍から20倍)に変更する。

両社ともに、詳細は決定次第順次発表するとしている。