米Appleは11月12日(現地時間)、iOS 4.2(11月中にリリース予定)に対応する「iTunes 10.1」の提供を開始した。
iTunesをv10.1にアップデートすることで、iOS 4.2で動作するiPhone/ iPad/ iPod touchとの同期が可能になる。また、AirPlayを使ってiTunesからワイアレス経由で新型のApple TVにビデオをストリームする新機能を備える。ただしiTunesをアップデートして同機能を試してみようとしたところ、メイン画面のAirTunesのアイコンがAirPlayのアイコンに変化しているものの、従来同様にiTunesからのオーディオストリームでApple TVを選択できるのみだった。同機能の利用には、Apple TV側のソフトウエアアップデートを待つ必要があるのかもしれない。最新版ではほかにも、安定性とパフォーマンスの改善が施されている。
11月1日(米国時間)にiOS 4.2のGolden Master (GM)到達が報じられたが、12日(同)にAppleがGMの修正版をリリースしたとMacworldが伝えている。iPadでWi-Fi接続が途切れる問題が原因である可能性が高いという。ネット上では早速、この修正がiOS 4.2リリースの遅れにつながると危惧する声が挙がっているが、GMステータスであることに変わりはなく、Appleの公約である「11月リリース」に影響する可能性は極めて低いと考えられる。