パナソニックは、10月に乾電池累計生産1,500億個を達成したと発表した。1931年に乾電池の自社生産を開始して以来、70年目の2001年に 1,000億個、79年目の本年に1,500億個を達成した。創業100周年を迎える2018年には、2,000億個の達成を目指すという。
1931年に、「ナショナル」ブランドを初めて採用した「角型電池式ランプ」の本格的な普及を図るため、乾電池の自社生産を開始。1954年に当社は国産初の完全金属外装の「ハイパー」、1963 年には「ハイパー」と比べて2倍長もちするマンガン乾電池「ハイトップ」、1969年には「ハイパー」の3倍長もちする「ネオハイトップ」を開発。以降いくつかの新製品を経て、2008年にはアルカリ乾電池「エボルタ」を発売。「エボルタ」は、「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス世界記録に認定され、国内では業界初の使用推奨期限10年を実現している。