北近畿タンゴ鉄道はこのほど、自社線内のみを運行する特急列車の新愛称を募集する。同社に特急列車を乗り入れるJR西日本が新型特急車両を導入し、愛称を「北近畿」から「こうのとり」へ変更するため、これに合わせて変更する。また、同社が宮津線を継承してから20周年を記念する意味もあるという。
従来は自社線内特急も使用車両の「タンゴディスカバリー」や「タンゴエクスプローラー」の愛称をそのまま列車名とした。しかし、新愛称は使用車両に関わらず共通の愛称(京都・大阪からの直通列車は除く)にしたいとのこと。
選定基準は「KTRをご利用していただくお客さまや地域の皆さまに親しまれ、丹後の特色がわかるもの」「使用車両に関わらず共通して使える名称」とのこと。募集期間は12日から25日。応募資格は北近畿タンゴ鉄道沿線市町在住、または勤務者で、ハガキ、FAX、Eメールで受け付ける。詳しくはこちら。
新愛称は12月中旬のダイヤ改正概要発表と同時に同社ホームページで発表する予定。採用された愛称の応募者から抽選で1名を日帰り列車プラン「かに会席」にペアで招待するほか、5名に同社の企画乗車券をプレゼントするとのこと。