「Lee/kurkku」プロジェクト 次世代型プリントデニム

リー・ジャパンは11月下旬、音楽プロデューサーの小林武史氏が代表を務めるプロジェクトブランド「kurkku(クルック)」とのコラボレーションによる「Lee/kurkku」プロジェクト第1弾として、特殊な染色技術を使用した次世代型プリントデニムのメンズ商品を発売する。

同商品は、インディゴ染料の代わりに、超微粒子インクを用いた「INKMAX」と呼ばれる特殊な染色技術を使ってデニムプリントを施した。通常のデニムでは、中古加工を施す際、風合いを出すために様々な薬品や1本あたり平均100~150リットルの水を使用しているが、この染色技術を使えば水使用量を10~15リットル以下にまで低減できるという。

また、通常のコットン栽培からオーガニック栽培への移行に必要な3年間に収穫される、無農薬栽培のインド産プレオーガニックコットン100%生地を採用。インドコットン農家のオーガニック栽培への移行をサポートするとともに、環境汚染へも配慮したとのこと。

生地には、パーツごとに綾織り調の裏地とダメージデニムの表情をプリントし、裁断して縫製。ベルトの裏部分や裾のユーズド感、デニムの綾目など、細部までデニムを再現している。ラインナップは、「101 Straight」「102 Boot Cut」「205 Tight Straight」の3種類。いずれもサイズはS、M、L、価格は1万6,800円。

パーツごとにプリント、裁断し、縫製を行っている