パナソニック、オフィス照明向け「直管形LEDランプ搭載ベースライト」発表

パナソニック電工は8日、日本電球工業会による直管形LEDランプの規格化に対応し、新口金システム(L形口金)を採用したEVERLEDS(エバーレッズ)「直管形LEDランプ搭載ベースライト」約80品種を12月24日から順次発売すると発表した。

今回発表された製品は、10月8日の日本電球工業会による規格(JEL801:2010)「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」制定にともなって開発された、同規格準拠の直管形LEDランプ専用照明器具。

オフィス全般の照明として多く設置されている蛍光灯器具(FLR40形)とほぼ同等の視環境を確保するランプ全光束2,400lm・演色性(Ra)84を実現したほか、セルフコントロールで初期の無駄な明るさをカットするなどして、同社従来品蛍光灯器具(FLR40形)と比べて約40％の省エネが図れるとのこと。

また長寿命技術と劣化が少なく反射効率のよい基板素材(セラミック)により、明るさが長期間持続し、従来のLEDのような粒々感が少ない光を実現している。

2010年度は37品種(年内発売は5品種)から展開し、来春以降には器具の品揃えをさらに拡大し、合計約80品種でオフィス / 店舗 / 工場 / 学校 / 病院など、幅広い分野・用途に対応する。

また既設器具の本体のみを再利用するリニューアル用途として、ソケット、電源がセットとなった部品交換ユニットなども2011年1月中旬より発売。設置には電気工事が別途必要。

製品名	EVERLEDS「直管形LEDランプ搭載ベースライト」
光源	L形口金付 直管形LEDランプ
光源寿命	約4万時間
価格	1灯用器具 : 2万9,925円～6万3,000円 / 2灯用器具 : 4万9,875円～11万1,325円