エポック社は50年以上の歴史を持つ定番玩具「野球盤」シリーズの最新作『野球盤スラッガー』を11月25日に発売する。価格は8,379円。

より立体的なデザインで「電光掲示板」も大きくなった。従来同様、野球盤の代名詞である「消える魔球」や、50周年モデルより採用された新魔球「ライジングボール」も搭載されている

ストーブリーグに突入した野球界。豊作と言われた今年のドラフトも終了したが、遅ればせながら超強打者が入団するという情報が飛び込んできた。といっても、プロ野球界のお話ではなく、エポック社の「野球盤」のお話だ。

新採用のゴム製バットにより、豪快なアーチが描けるようになった。このため新たにフェンスも搭載されている

昭和33年の登場以来、盤を重ねる毎に進化を続けてきたロングセラーシリーズである野球盤。今回の最新作『野球盤スラッガー』は、あの"消える魔球"以上に衝撃的なバージョンアップが施されている。スラッガーという名前のとおり、強打者をフィーチャーし、なんと打ったボールが宙を舞う。つまりはフライが上がり、ホームランならそのままスタンドインするというのだ。

これを実現したのは従来の金属製から変更されたバット。近年、軟式少年野球や草野球で人気の高反発バットをモチーフとしたゴム製バットを新採用。これにより打球に勢いが増し、豪快なアーチもかっ飛ばせるようになったというわけである。

まさに本物の野球に近い感覚で楽しめる3D仕様の野球盤。息詰まる投手戦もいいが、やはり野球の醍醐味は豪快なホームランというならぜひオススメだ。