MAKO「役者生命を賭けてます!」、OVA『こえでおしごと! take:1』先行試写会

普通の女子高生がひょんなことからエロゲー声優に挑戦する、紺野あずれ氏の『こえでおしごと!』(ワニブックス刊)がアニメ化され、OVA『こえでおしごと! Take:1』として2010年11月17日に発売される。その発売に先駆けた先行試写会が、東京・秋葉原のAKIHABARAゲーマーズ本店にて、10月31日に開催された。

先行試写会は当日3回行われたが、その第1回目には、主人公・青柳柑奈の声を演じるMAKOがゲストで登場してのトークショーが行われた。試写会前にステージに姿を現したMAKOは開口一番、「さっき、ついにポケモンがすれ違えるようになったんですよ」と笑顔で報告(!?)する。MCからの「最初の言葉がそれですか?」というツッコミに苦笑いを浮かべながらも、「ちょっとエッチな作品なので、皆さんもかなりソワソワしていらっしゃるのではないかと思います。たぶん、今日の試写会で一番恥ずかしい思いをするのは私よりも皆さんかもしれません」と強気な発言。「私はもう強気ですよ。だって強気でいかないと恥ずかしいじゃないですか(笑)。なので、皆さんも思い切り楽しんで、笑うところは思い切り笑ってください」と語り、先行試写会がスタートした。

上映後、ふたたびステージに登場したMAKOは、「前髪がおでこに張り付くぐらいまで必死に、全力で演じさせていただきました」と主人公の青柳柑奈を演じた感想を述べ、「ドキドキするシーンもありますが、全体を通して笑える場面が多く、女の子でも観やすい作品だと思います」と作品をアピールする。「自分が演じたということもありますが」と前置きしつつ、「あまりいやらしさは感じなかった」というMAKOだが、「でも、いやらしさを感じていただかないとダメなのかな…」と少々心配顔……。

ステージにてOVA『こえでおしごと!』の初回限定版のパッケージが公開されると、その大きさに驚くMAKO。「わかる人にはわかるサイズです」というMCの言葉にちょっと首を傾げつつも、パッケージに描かれた紺野あずれ氏描き下ろしのイラストには、「本当にかわいいですよね」といたくお気に入りの様子だった。なお、初回限定版には柑奈のボイスキーホルダーが特典として用意されるが、このボイスキーホルダーにはちょっとやばめのボイスも収録されているとのこと。ただし、収録当時の様子については、「本編のアフレコで感覚が狂った後に収録しているので、自分でもよくわからなくなっていました(笑)」。はたしてどんなボイスが収録されているのかは、自分の耳でぜひ確認してみてほしい。

そのほか、『こえでおしごと!』では、藁園文花役の石川綾乃と2人でオープニングテーマ、能家葉月役の長妻樹里と牧野小鳥役の島形麻衣奈の3人でエンディングテーマを担当しているMAKO。「歌もすごく頑張ったのですが、頑張りすぎて声が出なくなり、EDテーマのカップリング曲の収録が後日になりました(笑)」とのエピソードを明かし、「音域が上から下まですごく広いので、MAKOのギリギリを聴いていただけると思います」と楽曲の聴きどころを紹介。なお、OPテーマ、EDテーマはそれぞれOVAと同じ11月17日にリリースされるので、こちらもしっかりチェックしておきたい。

自らが演じた柑奈というキャラについて、「あなたがやるしかないって言われると、何でも言うことを聞いてくれるような、とても扱いやすい子なんですが、その純粋な部分がこれからどのように表現されていくのかをとても楽しみにしています」というMAKO。基本的には演じやすいキャラだったとのことだが、「恥ずかしがるシーンは、そのニュアンスとどのくらい恥ずかしがるかの度合いが難しく、やりすぎてしまってNGになったこともありました」と収録時の苦労を語った。

11月17日には、OVAの「take:1」と2枚のCDが同時リリースされるほか、12月24日にはドラマCDもリリースされる『こえでおしごと!』は、MAKO自身、「役者生命を賭けて、本気で演じさせていただきました」と語る注目のタイトル。「ただエッチなだけではなく、柑奈が声優としてとまどいながらも成長していくところも楽しんでほしいですし、私自身も、この作品を通してさらに高く飛び立てるように頑張りたいと思います」というメッセージでイベントを締めくくった。

タイトル	こえでおしごと! take:1
収録話数	第1話「16歳の秘めごと」
発売予定日	2010年11月17日
価格	9,240円 (Blu-ray / 初回生産限定版) 8,190円 (DVD / 初回生産限定版) 7,140円 (Blu-ray / 通常版) 6,090円 (DVD / 通常版)
発売元	ポニーキャニオン

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