ベンキュージャパンは5日、短焦点モデルの3D対応プロジェクター「MX880UST」を19日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は19万8,000円。
同製品は、37cmの距離で60型、60cmでは100型の画面を投写可能な短焦点モデルのプロジェクター。対応する最大画面サイズ300型で、解像度はXGA(1024×768)、投影方式はDLP(DMD単盤)方式を採用する。また、2,500ルーメンの高輝度と、3,000 : 1の高コントラストを実現し、広い会議室や蛍光灯をつけている部屋でも明るくメリハリのある画像が得られるとのこと。
オプションの3D専用メガネ(別売 : 型番「3DGS-01」)を使用して、DLP Link方式の3D映像を観ることも可能。グラフィックカードにNvidia Quardroシリーズを搭載して120Hzのリフレッシュレートに対応するパソコンや、同製品とアナログ接続したDVDプレーヤー(Blu-ray DVDプレイヤーは非対応)の3Dコンテンツを楽しむことができる。
そのほか、サウンド再生も可能な出力10W×2のスピーカー、USBメモリに保存された画像をスライドショー再生するためのUSB TypeA端子、LAN上に接続された複数のパソコン(最大8台)からプロジェクターに接続可能なLANディスプレイ機能とLAN接続端子(RJ45)を装備し、複数のプロジェクターを一括管理する「PJ Link」にも対応する。
入力端子は、ミニD-Sub15ピン×2、S端子×1、ビデオコンポジット端子×1、USB Type Mini-B端子(USBディスプレイ用)×1、USB TypeA端子×1、RJ45端子(LAN用)×1を装備。レンズ部分を含む外形寸法は、404(W)mm×229(H)mm×324(D)mmで、質量は約5.5kg。