米Appleは11月3日夜(現地時間)、同社への登録デベロッパーらに対して「Mac App Store」への登録を促すメールを送信した。All Things Digitalなど複数のメディアが報じている。同日から、ストアへのアプリケーション登録審査が開始されており、来年2011年初頭とみられるオープンに合わせて開発者らが制作したアプリケーションを公開できるようになる。
Mac App Storeは10月20日(現地時間)に同本社で開催されていたスペシャルイベントで発表された次期主力OS「Mac OS X "Lion"」の目玉機能の1つで、Mac OS XマシンでiPad/iPhoneのApp Storeライクな感覚でカタログからアプリケーションを選び、ダウンロード購入することができる仕組みだ。製品のアップデートもMac App Store経由で一括して行え、扱いやすさの面でメリットがある。スペシャルイベントでは、11月内のアプリケーション登録審査受付開始と、Lionの発売を待たずに発表から90日以内でMac App Storeをオープンすることが予告されていた。オープン時の対象はMac OS X 10.6 Snow Leopardのユーザーとみられ、iPadのときのケース同様に、アプリケーション登録審査の開始から60日以上が経過した2011年1月中のサービス開始が予想される。