国立国会図書館は4日、同館が提供する雑誌文献のデータベース「雑誌記事索引」の収録記事件数が1,000万件を突破したと発表した。同データベースの検索は、同館の蔵書検索システム「NDL-OPAC」により行える。

雑誌記事索引の記事件数の推移(国立国会図書館公表データ)

「雑誌記事索引」は、国内で発行された雑誌に掲載された記事タイトル、著者名、ページ数などを収録したデータベース。採録対象雑誌は学術雑誌や一般週刊誌などで、現在刊行中の雑誌約1万誌を含む約2万誌。現在、「NDL-OPAC」にてデータを提供しており、インターネットを通じて検索や記事の複写申込みが可能となっている。 また、同データベースは、国立情報学研究所の論文情報検索サービス「CiNii」など、同館以外の機関でも利用されている。