三洋電機は4日、同社のウイルスウォッシャー機能搭載「大空間向け空間清浄システム」(ダクト式空調組込みタイプ エアハンドリングユニット組込み方式)が、5日にオープンするヨドバシカメラ マルチメディア京都(京都府京都市)に導入されると発表した。
導入されるダクト式空調組込みタイプ エアハンドリングユニット組込み方式は、エアハンドリングユニット内部に、水道水を電気分解し生成した除菌力のある電解水を浸透させた除菌エレメントユニットを組み込み、この除菌エレメントを室内の空気が通過することで、電解水に含まれる2種類の活性酸素「次亜塩素酸」と「OHラジカル」で空気浄化を行うというもの。
ヨドバシカメラ マルチメディア京都では、地下1階から地上5階の各階5,000m2を超える空間を空調するダクト式空調設備に空間清浄システムを導入。ウイルスウォッシャー機能が稼動する商業施設としては過去最大の30,000m2という大空間を清浄することになるという。
ヨドバシカメラの藤沢昭和代表取締役社長は、「京都の環境共生や優れた景観と文化への取り組みにふさわしい、環境・衛生に配慮した店舗づくりを目指している」ことを説明し、今回の空間清浄システム導入により、「地下1階から5階の6フロアにおいて空気のきれいな環境を提供し、お客様に安心で快適なお買い物ができる空間を提供できることを期待しております」としている。