アーク情報システムは1日、同社の革命シリーズにおいて、WindowsをUSB接続の外付けHDDから起動できるソフト「BOOT革命 /USB Ver.4」ダウンロード版を発売。ラインナップはUSB外付けHDDに直接OSをインストールできるエクスターナルインストール機能の有無により異なり、「BOOT革命 /USB Ver.4 Professional」ダウンロード版の価格が8,850円、「BOOT革命 /USB Ver.4 Basic」ダウンロード版が価格6,195円となる。パッケージである通常版は12日より販売され、価格はそれぞれ11,800円、8,260円。対応OSは、Windows XP / Vista / 7(32/64ビット)。なお、同社では革命シリーズ初となる体験版も公開している。ラインナップの詳細は以下の通り。
「BOOT革命 /USB Ver.4 Professional」通常版(パッケージ) | 価格11,800円 |
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「BOOT革命 /USB Ver.4 Professional」優待/アップグレード版 | 価格9,970円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Professional」アカデミック版 | 価格8,850円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Professional」ダウンロード版 | 価格8,850円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Basic」通常版(パッケージ) | 価格7,867円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Basic」優待/アップグレード版 | 価格6,980円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Basic」アカデミック版 | 価格6,195円 |
「BOOT革命 /USB Ver.4 Basic」ダウンロード版 | 価格6,195円 |
製品は、USB外付けHDDからWindowsを起動させることが可能なユーティリティソフトで、外付けHDDをあたかも2台目のPCのように振る舞わせることができる。本体のOSとは異なるOS、たとえばPC本体にWindows 7、外付けHDDにWindows Vistaをインストールするなど1台のPCで複数のOSを切り替えられる。新しいソフトウェアのテスト環境の構築やセキュリティを重視した環境作成などにも応用できる。内蔵HDDを取り外しておき、USB外付けHDDからしか起動しない環境を作り、起動可能なUSB外付けHDDを、施錠されたロッカーなど厳重に管理された環境に保管するなどという利用方法も考えられる。
新バージョンでは、インストールを行ったPCとは別のPCでも起動できる「どこでも起動」機能を搭載。出張先で会社と同じ環境で作業したい場合などに、USB外付けHDDを持ち運び、起動させるなどといった使い方も可能になる。また、昔使っていたWindows XP環境を外付けHDDにインストールし、現在使っている最新PCに接続して利用してみるなど、眠っているIT資産を活かした再利用も可能だ。