俳優の大野拓朗と平山あやが10月31日、東京・池袋の立教大学の学園祭で開催された「第26回ミス&ミスター立教コンテスト」にゲスト審査員として出席した。
「第26回ミス&ミスター立教コンテスト」にゲスト審査員として出席した平山あや(左)と大野拓朗 拡大画像を見る |
本年度のミス立教には社会学部社会学科3年の伊藤弘美さん、ミスター立教に法学部法律学科2年の立石侑巳さんに決定。コンテスト終了後、昨年、ミスター立教に輝いたのをきっかけに芸能界デビューし、現在公開中の映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』に出演を果たすなど瞬く間に階段を駆け上がった大野が、同作のヒット記念を兼ねて共演する平山と共に、新たに誕生したミス&ミスター立教を祝福した。
挑戦者として出席した昨年とは反対の立場で、グランプリが決まる瞬間を目にした大野は、「この1年間を思い出して泣きそうになりました。去年がなかったら僕はここにいない。原点の場所です」と感無量の様子。また、人気ファッション誌の読者モデルに落選した挫折経験があるものの、ミスターに選ばれたことから念願のモデルの夢も叶ったという大野は、「一度ダメになっても、努力すれば別の道から最初に持っていた夢が叶う場合がある。夢はあきらめないで」と後輩二人を激励した。
一方、大学には進学せず堀越高等学校時代から仕事で多忙を極めた平山は「わたしはこういう経験がないので……」と少し寂しげにハニカミながら、そんな中でも時間を作って参加したという高校の学園祭は「超楽しかった」と笑顔を見せた。当時を振り返り、「大学で"ミス"を選んだりするのも楽しそうなので、大学に行きたくなりました」としみじみと思いをはせると、記者から、もし大学に行ったらミスコンに応募する? と聞かれ「わたしは絶対ムリなタイプ(笑)。今日のコンテストでは、皆さん堂々とされていてびっくり。発表とかできないです」と謙遜。最後に、「わたしも芸能界に入るという夢があって、ホリプロタレントスカウトキャラバンを受けて今がある。夢があっても自信がない人が多いと思うけど、自信がなくてもまず挑戦してほしい」と、大野に続いて希望あふれる学生にエールを送っていた。