米国の時計ブランドの日本法人「ブローバジャパン」が設立され、28日に記者発表会が行われた。ブローバ・アキュトロンから5コレクション45アイテム展開するほか、同シリーズの発表50周年を記念した「アキュトロン・スペースビュー復刻モデル」を11月10日に世界1,000本限定で発売することも発表された。
ブローバは135年の歴史を持つ、米国を代表する時計ブランド。現在は積極的に海外進出を進めており、今回の日本参入が6カ国目となる。発表会に出席した米国本社・ブローバ コーポレーションのプレジデント、デニス・W・ペリー氏は、「日本進出は当社にとって極めて重要な位置づけ。日本市場はアジア太平洋地域の他の国々の消費者に対し、強いインパクトを持っている。競争が激しいことは認識しているが、日本の洗練された消費者に理解を深めてもらう必要があり、そのための準備は整っている」と述べた。
世界1,000本生産の限定モデルとなる「アキュトロン・スペースビュー復刻モデル」では、1960年に発表され、世界初の音叉時計として名を馳せたアキュトロンを復刻。音叉ムーブメントからスケルトンの文字盤に至るまで、細部にわたり再現されている。
同商品は全国の百貨店内時計売り場、ブローバ取扱い時計専門店で販売され、価格は39万9,000円。
同ブランドのプレミアムラインとなるブローバ・アキュトロンでは、初代アキュトロンの革新的な技術を受け継いだアイテムを展開。「カークウッド」10アイテム、「ジェミニ」13アイテム、「キュラソー」10アイテム、「コルバラ」6アイテム、「ストラトフォード」6アイテムの計45アイテムを、8万円から19万円台で販売する。