シチズン時計は28日、東京デザイナーズウィーク2010「くらしと環境のデザイン展」ショップ・エキシビションの一般公開に先駆け、東京・表参道の「CITIZEN DESIGN STUDIO」にてプレオープニングパーティを開催した。会場では11月発売の『エコ・ドライブ ドーム』や、創立80周年記念のコラボレーションウオッチ6モデルも展示された。
2010年秋冬の新作モデル『エコ・ドライブ ドーム』は、世界で250個の数量限定(シリアルナンバー入り)で、11月より販売される。流線型のケースにはシチズン独自のカーボン素材を使用し、カーボン繊維をランダムに組み込むことで、一つ一つが異なる表情を出している。バンド素材にはホワイトのウレタンを使い、光発電により電池交換を不要とする同商品の、「クリーンエネルギーを身に着ける」というイメージを表現した。価格は31万5,000円。
また、同社の創立80周年を記念したモデルでは、東京発信のブランド「マスターマインド・ジャパン」「ファクトタム」「ビューティフル ピープル」「ジーヴィージーヴィー」と、ファッションブランド「Pledge」所属デザイナー・三浦秀教氏とのコラボレーションが実現。いずれも独創的なアイデアでエコ・ドライブをデザインし、感度の高い若者をターゲットに、新しい時計の価値観を提案するモデルとなっている。発売は2011年1月中旬を予定している。
同スタジオは、11月3日まで開催される「くらしと環境のデザイン展」のショップ・エキシビションの会場として参加している。一般公開に先駆けて行われたプレオープニングパーティでは、「エコ・ドライブウオッチ - デザインの可能性」をテーマにデザインコンペを実施。デザイナー5名によるプレゼンテーションが行われ、「光合成する腕時計」「時・分・秒を独立させた腕時計」などの個性的なウオッチが提案された。